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【VR】VR向けヘッドセットについて

HTC VIVE

最近話題のVR(Virtual Real)ですが、各種メーカーから様々な種類のヘッドセットが出ています。
そこで今回は気軽に楽しめるVR向けのヘッドセットについてご紹介します。

VRヘッドセットにはいくつかの種類があり、主にPCベースのヘッドセット、スマートフォンを利用するスタンドアローン型ヘッドセット、そしてゲーム機に接続するコンソールベースのヘッドセットがあります。

VRヘッドセットの種類

PC接続型VRヘッドセット

パソコンに接続して使用するタイプのヘッドセットです。高性能なグラフィックスやプロセッサーを使用できるため、高度なグラフィックスや複雑なアプリケーションが可能です。代表的な製品にはOculus Rift、HTC Vive、Valve Indexなどがあります。

Oculus Rift

Oculus Rift
Oculus Rift(Amazon販売ページより)

パソコンに接続するPC接続型VRヘッドセットで、Oculus VR社が開発した初めての製品です。高精細なディスプレイや360度ヘッドトラッキング、専用のコントローラーなどが特徴で、リアルなVR体験を提供します。

HTC Vive

HTC Vive
HTC Vive(Amazon販売ページより)

パソコンに接続するPC接続型VRヘッドセットで、HTCとValveが共同開発した製品です。高精細なディスプレイや360度ヘッドトラッキング、専用のコントローラーなどが特徴で、特にVRゲームにおいて高い評価を受けています。

Valve Index

Valve Index
Valve Index(Amazon販売ページより)

パソコンに接続するPC接続型VRヘッドセットで、Valveが開発した製品です。高精細なディスプレイや高度なヘッドトラッキング、専用のコントローラーなどが特徴で、リアルなVR体験を提供します。また、ヘッドセットに搭載されたスピーカーが高品質で、迫力のある音響体験も可能です。

スタンドアローン型VRヘッドセット

パソコンやスマートフォンなどの外部機器を必要とせず、単体で使用できるタイプのヘッドセットです。セットアップが簡単で、どこでも使用できます。代表的な製品にはOculus Quest、Lenovo Mirage Solo、HTC Vive Focusなどがあります。

Oculus Quest

Oculus Questは、Oculus VR社が開発したスタンドアローン型VRヘッドセットです。外部のコンピューターなしで動作し、6DoF(6 Degrees of Freedom)コントローラーを使用してユーザーの動きをトラッキングします。高品質なスクリーン、専用のゲームストア、および多数のゲームやアプリを備えています。

Lenovo Mirage Solo

Lenovo Mirage Soloは、Googleが開発したDaydreamプラットフォームを使用したスタンドアローン型VRヘッドセットです。6DoFコントローラーを備え、外部のコンピューターなしで動作します。高品質なスクリーン、Google Playストアからのアプリやゲームのダウンロード、およびGoogleのVRプラットフォームにアクセスできます。

HTC Vive Focus

HTC Vive Focusは、HTCが開発したスタンドアローン型VRヘッドセットで、6DoFコントローラーを備えます。外部のコンピューターなしで動作し、高品質なスクリーン、専用のゲームストア、および多数のアプリとゲームがあります。また、スマートフォンと接続して通信機能を使用できるバージョンもあります。

スマートフォン接続型VRヘッドセット

スマートフォンと接続して使用するタイプのヘッドセットです。比較的安価で手軽にVR体験ができますが、スマートフォンの性能に依存するため、グラフィックスや快適性は限定されます。代表的な製品にはSamsung Gear VR、Google Daydream View、Google Cardboardなどがあります。

Samsung Gear VR

Samsung Gear VRは、Samsungが開発したスマートフォン用のVRヘッドセットです。Samsung Galaxyスマートフォンをヘッドセットに挿し込み、専用のアプリやゲームを利用できます。外部のコンピューターなしで動作し、専用のタッチパッドやボタンで操作します。

Google Daydream View

Google Daydream Viewは、Googleが開発したスマートフォン用のVRヘッドセットで、Daydreamプラットフォームを使用します。スマートフォンをヘッドセットに挿し込み、Google Playストアから専用のアプリやゲームをダウンロードできます。Daydream Viewは、専用のコントローラーを備えており、外部のコンピューターなしで動作します。

Google Cardboard

Google Cardboardは、Googleが開発した低コストのVRヘッドセットです。スマートフォンをヘッドセットに挿し込み、Cardboardアプリをダウンロードして利用できます。Google Cardboardは、プラスチック製の枠とレンズからなる簡単な構造で、外部のコンピューターなしで動作します。ただし、専用のコントローラーがないため、タッチスクリーンを使用して操作する必要があります。

拡張現実(AR)ヘッドセット

VRとは異なり、現実世界を拡張して表示するタイプのヘッドセットです。主に産業用途に利用されますが、エンターテイメントや教育分野でも利用されています。代表的な製品にはMicrosoft HoloLens、Magic Leap Oneなどがあります。

Microsoft HoloLens

Microsoft HoloLensは、Microsoftが開発した拡張現実(AR)ヘッドセットです。HoloLensは、ヘッドセットに内蔵されたコンピューターを使用して、現実の世界にデジタルコンテンツをオーバーレイすることができます。ユーザーは、手を使って仮想オブジェクトを操作することができます。HoloLensは、ビジネス用途や医療用途など、幅広い分野で使用されています。

Magic Leap One

Magic Leap Oneは、Magic Leapが開発した拡張現実(AR)ヘッドセットです。Magic Leap Oneは、ヘッドセットに内蔵されたコンピューターを使用して、現実の世界にデジタルコンテンツをオーバーレイすることができます。ユーザーは、手を使って仮想オブジェクトを操作することができます。Magic Leap Oneは、エンターテインメントやビジネス用途など、幅広い分野で使用されています。

オススメのVRヘッドセット

Oculus Quest 2(Meta Quest 2)

上記に挙げたOculus Questの上位互換機種にOculus Quest2(販売元のFacebookが社名変更によりMetaになったため、現在はMeta Quest2として販売されている)というものが存在しており、出来ることとコストパフォーマンスの観点からOculus Quest 2(Meta Quest 2)をオススメします。


Oculus QuestとOculus Quest 2の主な違いは以下の通りです主な違いは以下の通りです。

ハードウェア

Oculus Quest 2は、より高速なプロセッサとより高性能なグラフィックスを備えており、より高解像度のディスプレイを搭載しています。また、Oculus Quest 2はより軽量で、より快適なフィット感を実現しています。

ストレージ

Oculus Questは最大128 GBのストレージ容量を提供していますが、Oculus Quest 2は最大256 GBのストレージ容量を提供しています。

プライス

Oculus Quest 2は、Oculus Questよりも低価格で販売されています。

バッテリー寿命

Oculus Quest 2は、Oculus Questよりも長いバッテリー寿命を提供しています。

ソフトウェア

Oculus Quest 2は、Oculus Questと同じゲームやアプリをサポートしていますが、新しい機能やアプリがOculus Quest 2に最適化されています。

以上が、Oculus QuestとOculus Quest 2の主な違いです。
VRにも使える自作パソコンについては過去の記事でも取り上げているのでこちらをご覧ください。